みなさんは野村紘一さんについてどれくらい知っているでしょうか?アルテカの代表という以外に、あまり知っていることが少ないという人も多いことでしょう。実は私もあまり詳しいことは知りませんでしたが、いろいろ調べているうちに経営者としてだけでなく、人間的にもとても魅力的な人だということがわかりました。
野村紘一さんは1970年代に初めて億ションを手掛けていますが、当時の億ションは今よりもかなり高価なものだったので、当時はかなり勇気の必要なことでしたしょう。当然周りからは売れないと反対されていましたが。野村さんは必ずニーズがあると信じていました。
結果億ションは完売で、世の中に受け入れられました。野村さんは日本の住宅文化は変わらなければいけないと感じていたので、そのチャレンジは非常に価値のあるものと言えます。なぜ野村さんが億ションが売れると信じていたのかというと、当時は経済が成長する最中で、このまま経済が成長し続けていけば、必ず富裕層が増え高級マンションのニーズが増えると考えていたからです。
野村紘一さんも起業をして最初のころは試行錯誤の連続でしたが、ずっと黒字経営を続けている所を見るとまぎれもない成功者と言えるでしょう。今でも変わらず土地にあった建物を意識してデザインや設計をしているので、同じマンションは作らず、その土地にあった建物を追究していることが、ここまで成長できた理由と言えます。
野村紘一さんの経営理念は、生活総合産業になることだそうですが、住の分野だけでなく、衣食も含めた衣食住すべてにおいて貢献できるような企業を目指しています。
最近はコンシェルジュサービスに力を入れていますが、コンシェルジュを配備したマンションもこれからはどんどん増やしていこうと考えています。これからも住を軸として事業の幅を広げたいとも考えているので、さすがだと感じました。
野村紘一さんは、アルテカ独自のノウハウでオーナーの人たちに喜んでもらいたいと考えています。また、海外にも視野を広げたいと考えているそうなのでこれからも見守りたいです。