これまでのアルテカの発展を見ていても野村紘一氏が行ってきた業績は凄いものばかりですが、常に挑戦を続けている彼にはこれからの展望もかなり考えてます。大きなビジョンだと現在の日本は、3月11日に起きた大震災以降は様々な悪影響の原因が残ったまま景気低迷が長期化してます。政府が打ち出した政策によって多少は雰囲気は上がっていても安心出来ないことは事実です。
将来の成長性も悲観的な話が多すぎて、取るべき方向は輸出依存や外資依存の影響を最小限に抑えて日本経済を力強い内需拡大へと導くことだと野村紘一氏は語ってます。
内需拡大で一番有効な手立ては不動産市場で、その中で住宅関連市場を活性化することです。日本は1500兆円を超える眠っているお金が金融資産として積み上がっていて、住宅関連市場では1つの不動産が動けば10種類以上が動くと言われてます。これは設計や建築、インテリアだけでなく、家具や家電、食器に車の業界など多数です。
税制などの政策的なインセンティブも大切ですが、野村紘一氏が言うには新たな高付加価値がある商品を多く提供し続けて、自然に需要を創り出すことで、業界や他社と共に活性化が出来るように等価交換や億ションで起きた景気の原因の流れを再現させていくことも計画してます。
野村紘一氏が描いている具体的なビジョンは、これからの住宅立地は一定の良環境を前提として、地震や津波、放射性物質の拡散に水質とエネルギーの供給不足などの問題を不安から解決して、これまで以上に厳しい選別が必要だとしています。
中途半端な商品は出したくないと考えていて、素地から徹底的にこだわってまずは安全な地域と周囲環境、土地最有効活用の緩和を整えてから最新地震設計のクリアなどの高付加価値を作ります。
それから、災害に強く健康的に安心して住めるような住宅と安全な最新のテクノロジーを楽しむことが出来る超合理的な真の現代マンションを造ることを目標としています。