皆さんは野村紘一さんのことをご存知ですか。話題に出しましたが、有名人で、執筆を行っている人、それとも政治家など知らない人にとってはどのような人物なのか分からない人も多いことでしょう。野村紘一さんは不動産総合商社でもある株式会社アルテカの代表取締役を務める人物で、現在では当たり前になっている億ションや不動産投資を円滑に行うことが出来る等価交換方式を採用した実業家です。
億ションのマンションは価格もさることながら、設備も豪華なものが多くあり、中には24時間警備員の常駐、マンションコンシェルジュサービスがあるなど、ハイクラスの生活に最適な物件です。勿論、1億円以上の価格帯が中心になるわけですから一般庶民には手が出ないと感じる人も多いのではないでしょうか。
等価交換方式は、土地を持っている人がディベロッパーと共同でマンションやオフィスビルを建築する、いわゆる不動産投資、土地の有効活用に最適なビジネスモデルです。土地を持っているけれどもビルを建築したり、マンションを建築したりするための費用がない、こうした土地の出資者に協力してくれるのがディベロッパーです。建築費用についてはすべてがディベロッパー側の負担、土地の所有者は自分が持っている土地を提供するのが等価交換方式の特徴です。建物が完成した後は、マンションであれば家賃収入や分譲マンションであれば、販売利益を得ることが出来るようになるわけです。但し、すべての住居の家賃収入、分譲費用の利益になるわけではなく、等価交換方式には２つのやり方があり、いずれの場合も一部の部屋の賃料、一部の分譲費用を利益にするのが特徴になっています。
都心部などに土地を持っていても、建築費用が算出することが出来ずに、更地のままになっていたり、青空駐車場として有効活用をされているケースも多いと言えます。野村紘一さんが考案した等価交換方式は現代では当たり前のように行われているもの、検討されるのも良いのではないでしょうか。