株式会社アルテカは、日本を代表する不動産総合商社でその名前を知られています。株式会社アルテカでは、30年以上にわたって不動産を提供しており創業時から「黒字経営」を続けてきた実績があるのです。創業者である野村紘一会長の信念は、開発してきた土地それぞれに付加価値をつけて販売するということになります。したがって都心の一等地に土地を取得して、それぞれ異なった建物を建てることによって価値を高めるのです。野村紘一会長が手掛けた高級マンションは、それぞれ個性を持っていて、街自体になじんでいることが条件になります。開発の手法は、都心の一等地の土地を手に入れ周囲を含めて再開発を行っていくことです。等価交換方式は、野村紘一会長が考えた都心の土地をまとめて高層マンションを建てることで、土地自体の価値を高めていくための手法になります。
一体となって開発しますから、等価交換する地主にとっても、地域が整備され住みやすくなるというメリットがあり取り入れられました。都心の雑然としていた一帯が高級マンションを建設することで生まれ変わったのです。「億ション」というマンションを普及させたのも、株式会社アルテカが最初に始めた画期的な販売手法になります。当時都内の3LDKマンション平均単価が1千5百万円でありましたから、1億円のマンションが普及すると考えていた人は少なかったのです。物件が完売したのは、従来のマンションに不満を持っていた、資産を持っている人達に人気のマンションになっていきます。高い資産価値を求める人にとって価格は問題ではなかったのです。そのようなニーズがあることを、野村紘一会長は時代背景を感じていたのでわかっていたのです。以降高級マンションを建設し続けていますが、付加価値をつけることによって、どのマンションも資産価値は下がっていません。先見の明を発揮してきたことにより、株式会社アルテカは現在も成長を続けており、不動産総合商社として活躍しているのです。